長財布がバッグに入らない!?を防ぐバッグ選びのコツ
「私の長財布、ほしいと思ってる小さなバッグに入らないかも……」
「トートバッグにポケットがついてるから、そこに長財布を入れたいけど大丈夫かな?
長財布は他のタイプのお財布に比べて、タップリ収納できるのが魅力ですよね。
でも、キャッシュレス化が進んだり、小さなバッグが流行したりして、お財布のサイズで悩むことも増えてきたのではないでしょうか。
そこでこの記事では、「長財布が入るバッグの選び方」について解説していきます。
「長財布がバッグに入らない」を防ぐためのポイントと、長財布以外の財布の特徴もまとめましたので、お財布やバッグを買い替える際の参考にも、せひご活用くださいね。
※この記事は、「ありそうでなかった、あったらいいな」を具現化するバッグ研究家が監修しています。
「長財布が入らない!」を防ぐ:長財布の平均サイズは?
長財布は、一番大きなお札である1万円札(16.0cm×7.6cm)を折らずに入れられることが一番のメリットですよね。そのため、特別なものを除いては、だいたい以下のようなサイズが一般的です。
(表の上にイラストか写真を用いて、サイズを書き入れるとわかりやすいと思います。)
横幅 | 縦の長さ | 厚み |
19〜21cm | 9.5cm〜11cm | 2.5〜3cm |
長財布の平均サイズは、おおよそ20cm×10cm・厚み3cmといった感じでしょうか。お札の取り出しやすさを考えて、上下左右に1cmほどの余裕を持たせた設計です。
厚みは、素材の重なりやファスナー・がま口金具などもあるので、薄さをうたったお財布でない限りはこのくらいになるようです。
また、このサイズは「何も入れていない状態」でのものになりますので、あなたが今使っている長財布は、これよりも分厚くなっているかもしれません。
増えがちなポイントカードやレシートなど、お財布の中をこまめに整理整とんしてスリムな形を保つようにすると、バッグへの出し入れもスムーズになるでしょう。
主な人気ブランドの長財布のサイズは?
人気ブランドの長財布のサイズはどのくらいでしょうか。
参考として、2021年秋に人気のお財布をいくつか比較してみましょう。
ブランド・商品名 | 横幅 | 縦の長さ | 厚み |
PORTER CURRENT | 20cm | 9.7cm | 2.5cm |
Louis Vuitton CLEMENCE | 19cm | 9cm | 2cm |
COACH F54007 | 20cm | 10.5cm | 3cm |
CHANEL MATELASSE | 19cm | 10.5cm | 2.5cm |
Chloe LONG WALLET | 19cm | 10cm | 3cm |
ブランドにより少しの差があることがわかります。
バッグが小さくなればなるほど『0.5cmの差』が響いてくるので、頭の片隅に入れておくといいかもしれませんね。
「長財布が入らない!」を防ぐ:バッグのチェックポイント
いくつかのポイントを確認することで、長財布がバッグに入らないという失敗を避けることができます。
ポイント①:長財布が入る!バッグのサイズ
先ほど確認したように、長財布のサイズはだいたい決まっています。
つまり、出し入れ口の幅は余裕を持って22cm程度あればよい、ということになります。
バッグ本体は、長財布より数cm程度は大きめの方が、見栄えを崩さずに持てます。
長財布を小さめのバッグに入れたい場合には、平均的な大きさの長財布を入れる場合、最低でも22cm×12cm、厚み4cmほどのものを選ぶとよいでしょう。
実際には、多少出し入れ口が小さくてもすこし斜めに差し入れれば納められたりするので、バッグ本体のサイズやマチがあるかどうかの方が、小さめのバッグの場合には重要かもしれません。
特に、マチがあれば出し入れの際にバッグが一時的に縦横に伸びることになるので、出し入れもスムーズにできるはずです。
ポイント②:長財布が入る!外ポケット&内ポケット
バッグのメイン収納部分ではなく、独立したポケットに入れたい場合もあると思います。その際はいくつか注意点がありますので、次の3つのポイントをチェックしてみてください。
① ポケットのサイズと形状
長財布を入れられるポケットのサイズも、できれば1cmほどは余裕があると出し入れしやすいでしょう。ポケットの素材がかたい場合は、マチがなければお財布は入れられないかもしれませんので、そこも要注意です。
② 外ポケットに入れる場合は安全性を確認
ふとしたはずみでこぼれ落ちないようにファスナーやボタンは必須ですし、位置は体側にあると安心できます。
③ 内ポケットに入れる場合は重さに注意
女性用のバッグの内ポケットは、素材の薄いものが多いように見受けられます。
リップや髪ゴムなど軽いものを入れるには問題ありませんが、長財布は女性の持ち物の中でもかなり重い方だと思います。たとえ大きめのポケットでも、素材がその重みに耐えられるかどうかは十分に気をつけたいところです。
重いお財布を入れ続けた結果、破れてしまう……なんて悲しいですよね。
バッグに合わせてお財布を買い換える……?
バッグのサイズに問題がないのに長財布が入らない場合は、荷物が多すぎることが原因なので、まずは他の持ち物を再点検してみましょう。いつも使うわけではないけれど、用心のために持ち歩いているものもあるのではないでしょうか。
・荷物のすべてが今回のお出かけに必要なものなのか
・メイクグッズはミニサイズのものを準備できないか
など、お財布以外の持ち物を減らしたり、コンパクトにしたりして、容量に余裕を持たせることも大事です。
どうしても持ちたいバッグがあって、長財布をそれに入れるのは物理的に無理……となったら、思い切ってお財布を買い換えるのも一つの手です。
以下の表は、長財布以外の主なお財布の主なメリットとデメリットをまとめたものです。
タイプ | メリット | デメリット |
二つ折り | ・サイズによってはポケットにも入る ・カード類がたくさん入る ・小銭がたくさん入り、取り出しやすい | ・分厚くなりがち ・お札にクセがつく |
ミニ財布 | ・キャッシュレス決済向き ・ポケットに入る ・(お金が入らないので)軽い ・デザイン性が高く、スタイリッシュなものが多い | ・お札を折り曲げて入れるタイプが多い ・小銭がほとんど入らず、出し入れに問題があるものも ・カードは入って2、3枚 |
コインケース | ・ポケットに入る ・小銭がたくさん入り、取り出しやすい | ・お札は小さく折り曲げないと入らない ・お札をたくさんは入れられない ・カードを入れられない |
それぞれの特徴を理解して、あなたのライフスタイルに合うタイプのお財布を選びましょう。
長財布がバッグに入らない!?を防ぐバッグ選びのコツ まとめ
「長財布がバッグに入らない」を防ぐ方法について、ここまで解説してきました。
◆ 長財布の平均サイズは、おおよそ20cm×10cm・厚み3cm
◆ 長財布が入るギリギリのバッグのサイズは22cm×12cm、厚み4cmほど
◆ 小さめのバッグの場合はマチがあるかどうかが重要
◆ ポケットはサイズ(特にマチ)・安全性・重さへの耐久性を確認
以上のポイントをおさえることで、失敗もグッと減らせると思いますよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね。