ペットボトルがバッグに入らない!?を防ぐバッグ選びのコツ
「水分補給にペットボトルを持ち歩くけど、バッグに入らない…」
「ペットボトルが入るショルダーバッグがほしいけど、どこに気をつけたらいいのかな?
ちょっとしたお出かけには、ペットボトルを持って行ったり、出先で買うことも多いですよね。でも、飲みかけのボトルをどうしたらいいかはけっこう悩むポイントかもしれません。
そこで今回は、「ペットボトルが入るバッグの選び方」について解説します。
「ペットボトルがバッグに入らない!」を防ぐためのポイントと、ペットボトルをバッグに入れない場合のアイデアもまとめましたので、ストレスのないお出かけの参考に、ぜひご活用くださいね。
※この記事は、「ありそうでなかった、あったらいいな」を具現化するバッグ研究家が監修しています。
「ペットボトルが入らない!」を防ぐ:ペットボトルのサイズは?
少し前まで、ペットボトル飲料は500mlが主流でした。最近は大容量のペットボトルも増えてきましたが、どのくらいの大きさなのでしょうか。
あらためて確認してみましょう。
持ち歩くことの多いペットボトルのサイズは?
容量 | 高さ | 直径 | 重さ |
280ml | 15.0cm | 6.0〜6.5cm | 280g強 |
350ml | 15.0〜16.5cm | 6.0〜6.5cm | 350g強 |
500ml | 20.5〜21.5cm | 6.5〜7.0cm | 500g強 |
600ml | 22cm | 7.2cm | 600g強 |
上記の表は、主にコンビニエンスストアで取り扱われているペットボトルのうち、持ち歩きしやすいもののサイズです。
重さは中身が水なら1ml=1gですので、基本的には容量+容器の重さです。容器自体の重さは30〜40gですので、だいたいの目安として覚えておくとよいでしょう。
高さや直径などがまちまちなのは、ペットボトル本体には統一規格がなく、メーカーごとにデザインや各サイズを変えて販売することができるからです。
「ペットボトルが入らない!」を防ぐ:バッグのチェックポイント
それでは、ペットボトルが入るバッグにはどのようなものがあるでしょうか。
もちろん、大きなトートバッグなどは大きさを気にせずに入れることができると思いますが、小さめのショルダーバッグを持って出かけたい場合、どのようなバッグなら入るかチェックしてみましょう。
ポイント①:ペットボトルが入る!バッグの容量
最近人気の600mlのペットボトルを入れるとすると、1cmの余裕を持たせるとして、「バッグの内側に、最低でも23cmほどの幅か長さと、8cmほどの厚みがあるもの」なら入れられます。
ペットボトルを斜めに入れると考えれば、もう少し小さくても入れられるかもしれません。ところが、無理に入れるとバッグの形が崩れたり、ファスナーなどの留め具が壊れたりといった、思わぬアクシデントを招いてしまう可能性があります。
ですから、縦横どちらでもかまわないので、安定して入れられるような、容量に多少の余裕があるバッグを選ぶことをおすすめします。
もしかしたら、このサイズは大きすぎると感じるかもしれません。
けれども、ペットボトルが余裕で入るのに小さく見えてスタイリッシュなショルダーバッグなどは、最近の「1マイルバッグ」の流行により、かなり種類が豊富になっています。
今持っているバッグがこころもとない方や、新しく購入したいと考えている方は、一度通販サイトで「小さいバッグ ペットボトル」「ショルダーバッグ ペットボトル」などと検索してみると、いろいろなバッグを見ることができますよ。
ポイント②:ペットボトルが倒れない!バッグの構造
バッグはそこまで小さくなくてもよい、という方は、さらに安全な持ち運び方法を考えてみてもいいかもしれません。
たとえば深さのあるバッグの場合は、ペットボトルが中で倒れにくくなるような仕切りやポケットがついていれば、うっかり倒して中身がこぼれるような失敗もなくせます。また、インナーバッグを利用して整とんするのもいいでしょう。ペットボトル用のケースを使えば、水滴対策もバッチリです。
また、バッグとペットボトルの高さが同じくらいのものなら、それだけで安定して倒れにくくなります。これは水筒を入れる場合にも言えるので、500mlのペットボトルや水筒をよく使う方は、深さが23cmくらいのトートバッグやリュックなども検討してみてはいかがでしょうか。
ペットボトルがバッグに入らないときは……?
どうしても小さいバッグを使いたい場合や、こまめに飲みたいからバッグには入れないという場合は、ペットボトル用の便利なグッズを利用する手もあります。
「ボトルホルダー」という名称で売られているこのアイテムは、ペットボトルにつけてカラビナでバッグやベルトホールなどに取り付けられるものです。これ自体はキーホルダーのような形で小さくて軽く、使わない時には小さなポケットにしまっておけるので邪魔になりません。
アウトドアメーカーの他100均でも売られているので、興味があれば一度見てみてください。
一方では、バッグの数が増えてしまうことを前提にして、小さいバッグで出かけて買い物をした場合はエコバッグに入れる、と割り切っている方もわりと多いようです。
ボトルホルダーはファッションを選んでしまう部分があるので、時と場合によって、自分なりのスマートなやり方を考えておくのもいいですね。
ペットボトルがバッグに入らない!?を防ぐバッグ選びのコツ まとめ
「ペットボトルがバッグに入らない」を防ぐ方法について、ここまで解説してきました。
◆ ペットボトルは500mlで高さ22cm、直径7cmくらいで重さは640gほど
◆ ペットボトルが入るギリギリのバッグのサイズは縦か横が23cmで厚みは8cm
◆ バッグの深さとペットボトルの高さがそろっていると倒れにくい
◆ バッグに入れない場合の持ち運び方法も考えておく
水分はこまめに補給したいものですが、ペットボトルは重さがありますので、「入るから」という理由だけでバッグを選ばないようにしましょう。あなたにとって負担が少ないタイプのバッグは、手提げなのかショルダーなのか、あるいは肩掛けなのか、そういう視点も大切にしてください。
今日歩く距離を軽々と歩くことができる──、そんなおしゃれで実用性のあるバッグを持って、楽しくお出かけしてくださいね。
このブログでは、「バッグに入れる持ち物のサイズ」についてシリーズでまとめていく予定です。あなたの生活スタイルに合ったバッグを探したり、長く愛用するための参考として、ぜひ合わせてお役立てください。