ノートPCがバッグに入らない!?を防ぐバッグ選びのコツ
「リモートが増えたから、家だけじゃなくてカフェでも作業したいけど、ノートPCを何に入れて行こうかな」
「ノートPCって重いんだけど、どんなバッグに入れたら持ちやすいかな」
今では無料のWi-Fiが設置してあったり、テーブル席に充電ポートがあったりして、外でのPC作業もストレスなくできるようになりましたよね。おいしいコーヒーやスイーツをお供にすれば、仕事も楽しくはかどりそうです。
ただ、ノートPCを持ち運ぶとなれば、できるだけ安全に……と考えますよね。
そこでこの記事では、「ノートPCがバッグに入らない」を防ぐためのポイントや、使い勝手のよいバッグを選ぶためのポイントについて解説しました。ぜひ参考にしてくださいね。
※この記事は、「ありそうでなかった、あったらいいな」を具現化するバッグ研究家が監修しています。
「ノートPCがバッグに入らない!」を防ぐ:ノートPCのサイズは?
はじめに、2021年現在、人気を集めるノートPCのサイズを見てみましょう。
人気ノートPCのサイズ&重さ一覧【2021年版】
名称(メーカー) | 奥行き | 幅 | 厚み | 重さ |
13インチMacBook Pro(Apple) | 21.24cm | 30.41cm | 1.56cm | 1.4kg |
FMVA42F3B(富士通) | 24.4cm | 36.1cm | 2.7cm | 2kg |
Inspiron14AMDプレミアム(Dell) | 21.2cm | 32.1cm | 1.7cm | 1.4kg |
M413DA(ASUS) | 21.5cm | 32.4cm | 1.9cm | 2.3kg |
Surface Laptop Go(Microsoft) | 20.5cm | 27.8cm | 1.5cm | 1.1kg |
※メーカー表示サイズの小数点第2位以下は切り捨て、厚みが異なる場合は前方・後方の平均
できるだけいろいろなメーカーのものを集めてみましたが、持ち歩くことを考えると、サイズや重さには無視できない違いがあることがわかります。
「ノートPCがバッグに入らない!」を防ぐ:バッグのチェックポイント
せっかく外で作業するのですから、できれば気分が上がるデザインのバッグを選びたいものです。けれども、そもそもバッグに入らなかったり、安心して持ち運べなかったりしたら意味がないですよね。
ノートPCを持ち運ぶバッグとして大切なポイントを一緒に見ていきましょう。
ポイント①:ノートPCが入る!バッグの容量
まず重要なのは、バッグの容量です。
基本的に、PCが入ることを売りにしていたり、「PCバッグ」のような名前がついていたりするものなら、ノートPCを入れるために十分な大きさがあるでしょう。
ただし、使っているノートPCのサイズに合っているかどうかはしっかりチェックが必要です。メーカーや機種によっては、液晶のサイズが同じでも本体の大きさは違っていることもありますので、「○インチ対応」と書いてあっても、一応は実際のサイズを確認したいところです。
また、あまりにもピッタリすぎると出し入れしにくく、バッグの部品が破損したり、ノートPCに傷が入ったりしてしまうかもしれません。逆に、ノートPCに対してバッグが大きすぎると、中で安定せずに衝撃が加わりやすくなることも考えられます。
ですので、適度に余裕を持たせたサイズのバッグを選びましょう。
加えて、ノートPCと一緒に充電器やモバイルWi-Fi、スマホ、イヤホンなどのアクセサリやガジェットを持ち運ぶ場合は、それらを入れるためのスペースも必要になります。
ポイント②:ノートPCを安全に持ち運べる!バッグ全体の重さ
次に、バッグ自体の重さをチェックしましょう。
ノートPC本体は1.5〜2kgほどのものが多いようなので、バッグが重くなると持ち運ぶのに疲れてしまって、作業どころではなくなるかもしれません。
たとえば、Macを持ち運ぶのに人気のとあるブランドのバッグは、重さが約2kgあります。かなり丈夫な素材を使っていて、衝撃にも強くハイセンスなのですが、Macとバッグだけで3.5kg以上になってしまい、男性でも重くて疲れる、買い替えた、という声をよく聞きます。
バッグは、「ノートPC+自分が持ち歩きたいもの+バッグ自体の重さ」を意識して選びたいものです。
ただし、ノートPC自体が重くて大きなものだからこそ、その重さに耐えられる布地や部品であることも重要です。特に、ショルダーベルトとバッグをつなぐナスカンやDカンといった部品には重みが集中しますので、金属製のものか、樹脂製なら分厚く頑丈なものが使ってあるバッグを選びましょう。
低価格帯のPCバッグでは、数回の使用で部品が壊れたり、それがとめつけられていた布地ごと破れたり、持ち手がちぎれたりといった苦情の口コミがよく見られます。そのようなバッグのもろさは中に入れたノートPCの破損に直結しますので、細心の注意が必要です。
ポイント③:ノートPCを安全に持ち運べる!バッグの構造
最後に、ノートPCを持ち運ぶためのバッグの構造を見ていきましょう。
バックパックがおすすめ
まずはバッグのタイプです。
移動距離にもよりますが、特に女性には、バックパックタイプがよいでしょう。体にフィットして重みが分散されますので、かなり負担を軽減できます。
また、ショルダータイプより構造的に重さに強いので、バッグの部品が破損することも少なく、長く愛用していける点でもおすすめです。
ショックを吸収する工夫
次に、ノートPCは待ち運べるように設計されているとはいえ精密機械なので、衝撃に強い構造になっているかどうかを確認しましょう。ノートPC専用ポケットやバッグ全体に、ショックを吸収する緩衝材が使われていると安心です。
または、さっと取り出したりしまったりしたい方には向きませんが、ノートPCケースを利用することでも衝撃に備えることはできます。お手頃な価格のものも豊富に売られていますので、手持ちのバッグにノートPCを入れたい場合にも、検討してみてはいかがでしょうか。ショック吸収に加えて、防水機能がついたものがおすすめです。
ポケットは多めが◎
また、ノートPCや一緒に持ち運ぶ小物類などをきちんと分けて入れられるように、ポケットが多めについているバッグを選ぶと使い勝手がよくなります。
ノートPCや小物同士がぶつかって破損したり傷ついたりする、といったことや、探し物をする時間もなくすことができます。
盗難に備える
これは必須とまではいかないかもしれませんが、ノートPCを持って海外に出かけたり、持ち運ぶこと自体に不安があったりする場合は、盗難にあいにくい構造になっていると安心ですよね。
たとえば、少し不便に感じるかもしれませんが、ノートPC用のポケットの口がバッグのメインスペースを開けなければ見えないというだけで、安全度はかなり増します。あるいは、背負ってしまうと後ろが見えないバックパックも、背面側にノートPC用のポケットがあれば、背中の感覚で確認できて安心ですよね。
ECサイトで「盗難防止 PCバッグ」と検索するといろいろなアイデアのバッグが見られますので、購入しないまでも、手持ちのバッグに生かせることはないか参考にしてみてはいかがでしょうか。
ノートPCがバッグに入らない!?を防ぐバッグ選びのコツ まとめ
ノートPCはそれ自体が大きく重く、さらには精密機械なので、持ち運ぶためのバッグにも他にはないチェックポイントがありましたね。
・自分のノートPCに合った大きさ
・ノートPC+小物+バッグ=全体の重さ
・できるだけ軽く、部品は丈夫
・ポケットは多め
特に上記のようなことを意識して選ぶと、使い勝手は抜群だと思います。ここにあなたなりの条件もプラスして、お気に入りのバッグを見つけてくださいね。
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