探し物が見つからない。

何かを始めるとき探し物からはじまる。

私はこのタイプです、、、。

先日もお客様とのZOOM会議の直前にイヤホンが行方不明、、、。

焦ってカバンの中をさがすこと約5分、結局バッグの底にポケットテッシュとからまってぐちゃぐちゃになっていました。

あなたにはこれに似た経験ないでしょうか?

私のバッグデザインのテーマは、「あったらいいな。」「ありそうでなかった。」悩みや不満を解決できるものです。そのためこういった日常の生活の中にモノづくりのがスタートになる種を見つけることが多いです。

そんなときネット記事で「探し物をするのに年間150時間を浪費している。」というニュースを発見。納得です。私はきっと以上です!

探し物で使う年間150時間は、どうしたら減らせるか 「整理・整頓」で仕事の効率アップ! | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

KABAGboxもそこからスタートしました。

探し物が見つからない原因

そうです。モノが見つからない原因は1つは、「収納部分にいろいろと入れてしまう。」ではないでしょうか。

荷物をいれる場所が決まっていればこんなことも解消されるはず!

・家に帰ったときに玄関の前で鍵が見つからなくてイライラ。

・改札でICカードが見つからず後ろの人に睨まれてドキドキ。

◆パカっと開く観音開き

自分自身あまり使うことはないのですが文具用品が好きでよくロフトやハンズをウロウロしています。そんなときふと目に留まったのが筆箱です。

筆箱でパカッと開くモノを見たことはありませんか?

観音開きでパカッと開くKABAGboxもそんなところから着想を得ました。

▶これで最初の問題である収納部分を分けることに成功しまたした。そしてさらにガバッと開く観音開きにすることでバッグの内側見が見やすくなり「探すことを可視化」して探し物をする時間を短縮することができました。

◆改善、改善、改善

さてこれからがモノづくりの本番です。

アイデアはあるけど形にできない。また、どんなにサンプルの仕様書を上手に作ってもなかなかイメージ通りにできあがらない。そんなんてことはよくあります。なぜなら言葉でカタチを表現して伝えのは本当に難しいからです。とくに違う国の人とのコミュニケーションはなおさらです。

KABAGシリーズの場合は特殊なものが多いので毎回サンプルを作るときは、説明や仕様書の作成にとても時間がかかります。

でもあきらめず根気よく自分の作りたい形を熱意をもって伝えることで完成へと近づけていきます。

■マチを広くしました。

◆中仕切りの工夫。

メイン収納の中央の仕切りは最初は独立した状態でした。そのためフラフラしていたので後ろ側に固定することでバランスをとりました。また芯材を入れてハリだしています。

◆ピスネームと織ネーム画像

今回のKABAGはビジネスシーンでの利用も想定しているので、ワッペンはいつものカバのマークからロゴに変更しました。

◆製品検査

サンプルの改善と修正を繰り返し本生産が決まると次は製品検査です。そしてその最終サンプルで強度など問題がないか検査します。一般財団法人ボーケン品質評価機構(BOKEN:ボーケン)でこの検査をおこなっています。特に重要なのはバッグの要であるハンドル。特殊な機械でハンドルがちぎれるまで思いっきり引っ張って千切れたときの力でハンドルの強度を測定します。

その過程で商品は完全に破壊されてしまします。(泣)

※ショルダーベルトには厚みのあるクッションを入れています。

◆ついに完成

左から170cm正面、170cm後ろ、178cm後ろです。

スクエアタイプのシンプルな形ですが、バッグの角にタックをつけているのでボリューム感があり柔らかいデザインとなっています。

◆最後に

いろいろな思いのつまったKABAGboxがついにMakuakeでクラウドファンディングをスタートすることになりました。

今回は初めての試みでインスタでモニターさんを募集してプロジェクトを盛り上げて頂いております!

スタートは、3/2(火)16時になります。是非応援よろしくお願い致します!


あったらいいながあるバッグ

「KABAG」