SDGs知っていますか?

なぜ、SDGsは必要なのか?

今多くの企業が新しいビジネスチャンスと捉えて積極的に取り組んでいるSDGs。以前インスタのアンケートで質問したところまだこれが浸透していないと感じましたので今回はSDGsについてまとめまとめさせていただきました。これを見てなぜSDGsなのか? またそれをすることで自分たちにどんなメリットがあるの かを知っていただけます!

■SDGsのはじまり。

2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。

■SGDsとは?

SDGsとは、持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)の略で,17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。 SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいる企業が増えてきています。

SDGsが示す将来の世界のあり方とは何か、そこから逆算して描ける道筋 はどうか、そのために必要となる投資やイノベーションは何か。単に既存事業に SDGsのラベルを貼ることによる現状肯定ではなく、SDGsという「未来志向」の ツールを活用して、自分たちの取組をより一層発信して磨き上げることが求められています。

持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成さ れ、地球上の誰一人として残さない(leave no one behind)ことなどを 謳っている。

この項目に沿って企業が取り組みを進めています。

■世界の動き

SDGsの目標を達成する ために、世界で年間57兆ドルの 資金が必要となり、投資機会は途 上国で12兆ドル、先進国でも最 低1.2兆ドルとも試算されているようです。金額が大きすぎて正直ピンときませんが世界がSDGsをテーマにどれだけ積極的に活動しているかがわかると思います。 さらに、SDGsが達成されれば、労働生産性の向上や環境負荷 低減等を通じ、2030年までに年間12兆ドル の新たな市場機会が生まれうると も言われている。 これは今話題の車なら電気自動車、衣料ならユニクロがサスティナブル素材にしていくなど環境を考慮し取り組んでいるのもその動きもの一つです。

■日本企業の理念とSDGs

日本にはもともと近江商人の「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」の「三方よし」(売り手、買い手、世の中にに対してみんなが喜ぶびそれぞれに利益があるという考え方)があります。 日本企業にとってSDGsとは、突然の課題などではなく、今までの企業理念や社訓を元に、長らく自ずと意識し実践してきた取組が、別の形で具体化されたものといえるのかもしれません。会社が世のため人のために存在するという考え方は、この「三方よし」の考え方や渋沢栄一(大河ドラマにもなっているすごい人)の 道徳経済合一説にもあるように、自分たちだけが利益を上げるだけではよくないという商売の考え方として継がれています。

■SDGsの考え方

▪その企業が必要とされているあかという観点ではな く、

▪これからも必要とされますか?

というものになります。そのため「価値創造ストーリー」を描き、発信をしていく必要性があります。それぞの企業が、理念やビジョンを実践することにより具体的に、

▪誰に

▪どのような結果を求めて

▪会社経営をしていくか

▪ そしてイノベーションを通じて、

▪どのような社会的課題を解決して持続的に企業 価値を高めていくのか

などを、できるだけ分かりやすいストーリーに仕立てた上 で自発的に情報開示をしていくことが重要になってきます。

■おわりに

企業がいかにしてSDGsを経営に組み込むべきか、またそのような取組の視 点からどのように判断され評価すべきか、という課題は、現時点において明確な答えが出 されておりません。それは世界中で模索が続けられているテーマになります。

※引用: https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html