スマホがバッグに入らない!?を防ぐバッグ選びのコツ
「持ってるミニバッグに、液晶が大きくなった最新のスマホが入らない……」
「身軽に出かけたいけど、スマホ用のバッグってどんなことに気をつけて買ったらいいのかな?」
最近、バッグはより小さく、スマホの液晶はより大きくなってきましたよね。
おしゃれな小さめバッグで出かけたいけど、大きなスマホはどうすればいいのか、悩むこともあるのではないでしょうか。スマホバッグやポーチもいろいろありますが、選び方を間違えたくないですよね。
そこでこの記事では、「スマホがバッグに入らない」を防ぐためのポイントと、「スマホを入れるバッグの選び方」について解説しました。ぜひ参考にしてくださいね。
※この記事は、「ありそうでなかった、あったらいいな」を具現化するバッグ研究家が監修しています。
「スマホが入らない!」を防ぐ:スマホのサイズは?
以前に比べると、スマホのサイズや形状にもさまざまな選択肢が増えましたね。まずは、最近の人気機種のサイズを見てみましょう。
スマホの主な機種の本体サイズ&重さ一覧【2021年版】
iPhoneシリーズの人気機種本体サイズ&重さ
名称 | 高さ | 幅 | 厚さ | 重量 |
iPhone 13 Pro | 160.8mm | 78.1mm | 7.65mm | 238g |
iPhone 13 | 146.7mm | 71.5mm | 7.65mm | 203g |
iPhone 13 mini | 146.7mm | 71.5mm | 7.65mm | 173g |
iPhone 12 | 146.7mm | 71.5mm | 7.4mm | 162g |
iPhone 11 | 150.9mm | 75.7mm | 8.3mm | 194g |
iPhone SE(第2世代) | 138.4mm | 67.3mm | 7.3mm | 148g |
iPhoneは、新しく高機能なほどサイズが大きく、重くなる傾向のようです。
Androidシリーズの人気機種本体サイズ&重さ
名称 | 高さ | 幅 | 厚さ | 重量 |
Google Pixel 5a(5G) | 156.2mm | 73.2mm | 8.8mm | 183g |
AQUAS zero6 | 158mm | 73mm | 7.9mm | 146g |
Xperia 10 Ⅲ | 154mm | 68mm | 8.3mm | 169g |
OPPO Reno5 A | 162mm | 74.6mm | 8.2mm | 182g |
Mi 11 Lite 5G | 160.53mm | 75.73mm | 6.81mm | 159g |
Galaxy S10 | 149.9mm | 70.4mm | 7.8mm | 157g |
Androidの端末は販売しているメーカーも多く、サイズや重さもさまざまです。
また、ユニークな形のものも一定の人気があります。
たとえば、液晶部分を内側に折り畳める機種が売り上げランキングに載っているのを見かけますが、畳んだ状態での厚みは当然ふつうのものよりも分厚くなります。「Galaxy Z Fold3 5G」は16.0mm、「Galaxy Z Flip3 5G」は17.1mmと、畳んだ分倍以上の厚みです。
ですから、変わった形状の機種を購入する場合は、各サイズを必ず確認しましょう。
「スマホが入らない!」を防ぐ:バッグのチェックポイント
ここからは、スマホを持ち歩くのに適したバッグの特徴について見ていきます。
ポイント①:スマホが入る!バッグの容量
スマホを入れるには、内側の寸法の縦と横に「スマホの大きさ+1cm」ほどの余裕があるバッグを選ぶとよいでしょう。それだけあればスムーズに出し入れできます。
ただし、スマホにスマホリング(バンカーリング)やカバーなどをつけている場合は、その大きさ込みで考えなければなりません。
スマホリングは背面に出っ張りができるので、それだけで厚みが増します。ゴムやレザーなど伸縮性のある素材のものはそれほど問題になりませんが、一般的なリング形状のものでは5mm程度厚みが増してしまいます。
カバーは、本体だけのときより大きくなってしまうのはもちろん、素材によっては滑りが悪く、ギリギリの大きさでは出し入れしづらくなります。たとえばプラスチックやアルミ素材なら滑りやすいのですが、スエードやヌバック、ベロアなどの起毛皮革が使われていればひっかかりやすく、傷も心配ですよね。
今後発売される新機種のサイズがより大きくなるかはわかりませんが、少しでも大きめのバッグを選ぶと、アクセサリの自由度も高くなっていいかもしれません。
また、一緒に持ち運びたいものを厳選しておくことも、ストレスなくスマホを出し入れするためには大切な準備です。
ポイント②:スマホも安心!バッグの構造
スマホを入れるバッグの構造の注意点として、まず衝撃への耐性を思い浮かべます。
とはいえ、小さなバッグに緩衝材をつけるスペースはないでしょうから、皮などの丈夫な素材でできた型崩れしにくいデザインのものなら安心です。
けれども同時に、重さにも注意しなければなりません。
丈夫な素材はそれだけで重くなってしまいがちですが、主な機種の一覧で見た通り、スマホは軽いもので150g、重いもので238gにもなります。重厚感のあるカバーやアクセサリをつけてさらに200g増える……、ということもあるでしょう。
ですから、丈夫でありながら同時に軽くもある、そんなバッグが理想です。
また、細すぎるショルダーストラップや持ち手など、体に負担がかかるようなバッグは長時間のお出かけには不向きですよね。
デザインと快適さのバランスにも気を配りたいところです。
スマホがバッグに入らないときは……?
入れるものを厳選しても、持ちたいバッグにどうしてもスマホが入らない場合もあると思います。
そんなときは、スマホ用バッグやポーチを使うのもひとつの手です。
ここ数年でミニマリスト的思考が広がったこともあって、出かけるときに極力物を持たないためのアイデアグッズはとても豊富になりました。スマホ用バッグやポーチもその一つで、ECサイトを少し検索するだけで、たくさんのすてきなものが見つかります。
先ほどお話ししたように、素材やストラップの太さをよく確認した上で、飛び出し防止や防犯のためにファスナーやボタンで口をしっかり閉められるものを選びましょう。
バッグの場合は、ファスナーではなくフラップでボタン留めのもののほうがよいかもしれません。なぜなら、スマホ用バッグは薄めのものが多いのですが、それでもつい中に詰め込みすぎてファスナーが壊れたというトラブルを耳にするからです。
また、スマホ用のバッグやポーチには、入れたままスマホを操作できるものや、充電できるケーブルホールのついたものなど、独特の機能がついたものもあります。必要なら検討してもよいでしょう。
一方、スマホだけをストラップで首にかけたりポケットに入れる場合は、うっかりぶつけたり落としたりしないように注意が必要です。
なお、一番オススメできないのは、お尻のポケットです。そこに入れてしまうと存在を忘れがちなので、破損や紛失、盗難のリスクが上がります。実際、トイレで便器の中に落としてしまった例が身近にありますので、せめてきちんと体につないでおくようにしましょう。
スマホを大きなバッグに入れるときは……?
スマホを大きなバッグに入れる場合は、大きな荷物の下敷きにならないように気をつける必要があります。
バッグインバッグを活用したり、バッグ用の短いストラップつきケースなどで持ち手にかけたりして、他の荷物の下に入り込まないよう工夫しましょう。これには破損を防ぐのはもちろんですが、バッグの中でスマホが迷子にならないようにするといった効果もあります。
便利な内ポケットやファスナーつきの外ポケットがあるバッグなら、そこに入れるのが一番安全で使い勝手もよいかもしれません。
スマホがバッグに入らない!?を防ぐバッグ選びのコツ まとめ
スマホはかなり衝撃に耐えるようになってきたと思いますが、それでも精密機械ではありますし、液晶が割れているのもよく見かけますので、持ち運ぶバッグなどには気を配りたいですよね。
バッグ選びのポイントは、以下のようなものでした。
・スマホの縦横に1cmくらいの余裕のあるサイズ
・丈夫な素材で形崩れしにくいデザイン
・バッグ自体の重さが軽い
・体の負担が少ない太さのストラップや持ち手
基本的にはこのようなことを参考にして、ご自身の目的やライフスタイルに合ったバッグを選んでみてくださいね。